毎月の給与計算を請け負っていると、顧問先から賃金台帳の作成を求められることがあります。
賃金台帳は行政手続きの添付書類として活用したり、調査等で提出を求められたりするほか、労働基準法において各事業所で設置が義務付けられている帳簿でもあります。
Cells給与では一般的な個人別賃金台帳のほか、年度をまたぐ期間の賃金台帳等を作成することも可能です。今回はソフトで対応している賃金台帳についてご案内します。
賃金台帳の種類
①賃金台帳 個人別の1年分(1~12月)の賃金台帳を作成できます。
②前年賃金台帳 前年度1年分の台帳を作成できます。前年賃金台帳のご案内はこちら
※基本的な操作は「賃金台帳」と同じですが、一部機能は対応していません。
③前年~本年賃金台帳 前年から本年をまたぐ1年間の賃金台帳を作成できます。始まりの月を指定することで、指定月から1年分の賃金台帳が作成されます。
前年~本年賃金台帳のご案内はこちら
※「前年賃金台帳」と「前年~本年賃金台帳」は前年分の給与処理をおこない、年次更新を実行している場合のみ作成可能です。
年次更新についてはこちら
賃金台帳で対応できること
※各帳票イメージは画像をクリックすると拡大します
①「個人選択」ボタンから 賃金台帳を作成したい個人を選んで個人別賃金台帳が作成できます。部門部課別に社員を選択したり、表示内容を変更したり、出力する帳票種類(「勤怠台帳」「賃金台帳」「勤怠付賃金台帳」)を選んだりして印刷することが可能です。
②「部門部課別」ボタンから 月別の総人件費や特定の手当金額を把握したい場合などに、部門や部課別、事業所全体の月別総合計を算出することができます。
<部門部課別>
<月別総合計>
③「個人別合計一覧」ボタンから 「集計」することで個人別の年間合計一覧を出力することができます。年末調整一覧や源泉徴収票など課税計の総額を照合する際に活用できます。
≪主な賃金台帳の機能活用例≫
賃金台帳で困ったときには
賃金台帳を作成しようとして、思うようにデータが表示されない等でお問い合わせをいただくことがあります。ここではよくある事例をご紹介します。
今回のご案内は以上です。
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